29日(日本時間30日)の米プロバスケットNBAでトロント・ラプターズは敵地で西地区4位のデンバー・ナゲッツに111―121で敗れた。渡辺雄太(26)は18分37秒出場して5得点、2リバウンドだった。
この日の渡辺は前半はシュートなし。後半の第3クオーター(Q)は75―81とリードされた残り3分21秒にコートに立つと、14秒後に最初のシュートとなるスリーポイントシュートを決める。
さらに残り1分31秒にはドリブルで持ち込んで、ケム・バーチ(28)の同点シュートにつなげる。残り2・2秒にはドライブでファウルを誘って得たフリースローを確実に決めて85―87でこのクオーターを終えた。
だが第4Qは開始から15連続失点。これが響いて敗戦となった。
レギュラーシーズンの残りは9試合。通常はプレーオフ進出は東西各地区の上位8チームだが、今シーズンは6~10位による「プレー・イン」を行ってプレーオフ進出の8チームを決める。
現在12位のラプターズは、この敗戦で10位のワシントン・ウィザーズとは2・5ゲーム差になった。
次戦は5月1日(日本時間2日)に西地区首位のユタ・ジャズと。その後レイカーズ、クリッパーズとロス2連戦を経て、6日(同7日)にウィザーズとの直接対決という日程。この1週間が正念場となりそうだ。