【大相撲】日本相撲協会 来月7日に応急対応処置講習会を開催 響龍さんの事故受けて

響龍さん(2016年11月撮影)

日本相撲協会は30日、来月7日に東京・両国国技館で土俵上の応急対応処置講習会を行うことを発表した。審判や警備担当の親方、医師、その他スタッフが参加する。三段目力士の響龍さん(本名・天野光稀さん、境川)が3月の春場所で頭部を強打し、28日に急性呼吸不全で亡くなったことを受けて再発防止を図るものとみられる。

響龍さんは春場所13日目(3月26日)の取組で投げられた際に頭部付近を強打。自力で動くことができず、5分以上経過してから担架に乗せられて救急搬送された。現時点では事故と死因が直接的に結びつくものではないが、協会の対応に注目が集まっていた。

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