くも膜下出血で入院していた平浩二が退院「これからも皆さまに歌と夢をお届けできれば」

退院して自宅でくつろぐ平浩二

5日の山口・下関市での公演中にくも膜下出血のため救急搬送され、入院していた歌手の平浩二(72)が29日、山口・山口大学医学部附属病院を退院したことが30日、分かった。公演主催者の夢グループが発表した。

平浩二コメント全文

皆さま、急性くも膜下出血から無事、生還して参りました平浩二です。

夢コンサートの最中に具合が悪くなり、生まれて初めて救急車をお願いしました。

何より、石田社長の同行が心強かった!

正直、病院に到着してからの記憶は、ほとんどありません。

我々の年齢になると、くも膜下出血というのは、けっして珍しい疾患ではありません。

今回の、無事にスピード退院できた大きな理由は、救急搬送された下関済生会病院での機敏な判断での止血処置と、翌日のドクターヘリの手配、山口医大の教授の執刀、ICUでの徹底した管理が、ここまで早く元気になることができたのだと思っています。

もし、これがコンサートを終えてホテルの部屋で倒れたり、運転中だったりしたら命はなかったでしょう。

その意味でも、下関済生会病院の篠山先生、山口医大の石原教授と藤山先生は正に命の恩人です。

そして、何よりも夜中まで付き添って見守ってくださった石田社長には感謝のみですね。

今、人生で再び与えられた命ですので、これからも健康管理を怠らず元気に、皆さまに歌と夢をお届けできれば幸せです。

復帰は、もちろん夢コンサートで。今後とも、何とぞよろしく応援をお願い致します。

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