韓国メディアが久保建英を猛攻撃

久保建英

韓国メディアが一部のスペインファンの声を取り上げて日本代表MF久保建英(19=ヘタフェ)を〝猛攻撃〟した。

「スポータルコリア」は、スペインのファンサイト「フットVAR」のある企画に注目。同サイトのインスタグラム上で「バルセロナは才能のある選手の退団を後悔しなければならない。それは正しい判断だったのか」とバルセロナの下部組織で育ちながら退団して現在は他クラブでプレーする選手が取り上げられたのだ。

久保はそこで写真付きで最初に名前が挙がり、FWアダマ・トラオレ(25=ウルバーハンプトン)、FWマウロ・イカルディ(28=パリ・サンジェルマン)、MFダニ・オルモ(22=ライプチヒ)、GKアンドレ・オナナ(25=アヤックス)、DFエクトル・ベジェリン(26=アーセナル)が選ばれた。

現在活躍が注目されているとあって久保にとっては栄誉なことだが、同メディアが着目したのはファンの反応だ。

「ファンの反応は特筆すべきものだ」として、いくつかのコメントを紹介。「無駄な才能を放出することを後悔していない」「久保はどのチームでも光らなかった。だからレンタルを続けている」「(久保の加入は)ただアジア市場での注目のためだった」などと久保に否定的な意見ばかりをピックアップ。

「久保の在籍など全く気にしていないという内容だった。レアル・マドリードで居場所はなく、マジョルカ、ビリャレアルを経て現在はヘタフェでも状況は良くない」と批判的に報じた。

宿敵である日本憎しの感情から〝至宝〟が標的にされてしまったのだろうか。久保にとっては、とんだとばっちりとなってしまった。

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