ゴルフの国内女子ツアー「パナソニック・オープン・レディース」初日(30日、千葉・浜野GC=パー72)は6アンダーの植竹希望(22=サーフビバレッジ)が首位。1打差には堀琴音(25=ダイセル)ら3人が続いた。
堀は今年の初戦だった「ダイキン」で持ち球をドローからフェードに変えたことで〝覚醒〟。去年と一昨年で予選通過がわずか一度だけで「ダイキン」でも初日89位だったのから巻き返して予選を通過すると、直近2試合ではいずれもトップ10入りした。
「フェードを打つようになってから、ショットもスイングも良くなってきた。ドライバーのイメージも良くなってきて、自信を持って振れています」の言葉通り、この日フェアウェーを外したのは一度だけだった。
リーダーボードには、2打差の5位に岩井千怜(18)。3打差の10位にも六車日那乃(19)、永嶋花音(19)とアマチュアがズラリと名前を連ねる。アマチュアと優勝争いして負けたくないか?と聞かれた堀は「もしそうなって勝てなかったら、私は勝てないんだと思います」と答えた。
2位となった2016年の「日本女子オープン」で優勝したのは、当時高3のアマチュアだった畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)だった。その時と同じことは繰り返さない決意だ。