巨人のスモーク初失策も 原監督「そういうゲームもそりゃあるさ」

2回一死一、三塁で巨人・スモークは痛恨の失策。手前は菅野

打撃はいいが守備はどうか――。巨人のジャスティン・スモーク内野手(34)が30日の中日戦(東京ドーム)に「5番・一塁」で先発出場し、2打数1安打1四球。2回の守備の際には来日初失策するなど、課題も見えた。

1点ビハインドで迎えた2回一死一、三塁の場面で、根尾の放った一塁線の打球をグラブで捉えきれずに後逸。4回にも、高松の放った打球を横っ飛びで捕球しようとするも、体制が整わず、白球は無情にも抜けていき右前打に。これが適時打となり、失策はつかなかったが、スモーク本人も悔しげな表情を浮かべていた。

試合後、原監督は「そういうゲームもそりゃあ、あるさ、な。ベストを尽くしているわけだし。それぞれが反省はあるでしょう。それでいいと思いますね」と助っ人を擁護。

元木ヘッドコーチは「まあちょっと慌てた部分があったね。走者の足と、ちょっと慌ててる部分があってやっぱりちょっと(グラブが)上からいったね」と失策の要因を分析。それでも3戦連続安打を放った打撃については「やっぱりいい感じで調整してきてくれているな。まあ安打が出ているんでね。後ろにつないでそれが点になっているからね。変えないでほしいね」と、変わらず強い信頼を寄せた。

主軸を任される期待の大砲として、引き続きアピールを続けていく。

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