広島3連敗 虎・秋山に今季早くも3勝献上…佐々岡監督「毎回同じコメントになる」

またも阪神・秋山にやられた広島・佐々岡監督

また秋山にやられた…。広島は30日の阪神戦(甲子園)に2―4で敗れ、4月を勝率5割で終えることはできなかった。

先発・九里が序盤からボール先行の投球。5回までに6四球で4本の適時打を浴びる不本意な内容だったが、打線の“秋山アレルギー”も深刻だ。この日も7回までわずか3安打。8回に代打・クロンの一発から2点を返す意地を見せたが〝時すでに遅し〟だった。

昨季4敗、今季も4月だけで3敗のやられ放題。佐々岡監督も「毎回、毎回同じコメントになるし、策も練っているだけど、打てないんだからねぇ…」とボヤキ節を通り越し、もはやお手上げ状態だ。

結局、3連敗の借金「2」の4位で4月までの30試合を終了。指揮官が「乗っていけそうで、乗っていけなかった」と話す内容で、シーズン序盤戦を〝消化不良〟のままで終えた赤ヘル軍団。「鯉」の季節到来となる5月に、果たして巻き返すことができるか。

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