こどもの日を前に、長崎県雲仙市千々石町の千々石川に面した歩道の欄干で、住民が手作りした“稚ごい”のこいのぼり200匹が風に乗って元気に泳いでいる。
同町上塩浜自治会の有志が毎年、こいのぼりをいかだに乗せるなど工夫を凝らした飾り付けを楽しんでいる。今年は古いこいのぼり30匹を持ち寄って裁断し、長さ55センチの小さなこいに作り替えた。
稚ごいは400匹制作し、飾っていない残りの200匹は見物に訪れた子どもたちにプレゼントしている。制作メンバーの松崎一二さん(61)は「子どもたちの笑顔を見るのが楽しみで、毎年アイデアを出し合っている」と話した。
“稚ごい”200匹悠々 千々石川
- Published
- 2021/05/01 00:00 (JST)
- Updated
- 2021/05/01 10:08 (JST)
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