阪神・秋山が得意の “コイ封じ”3勝 「カットボール多め」奏功でチームは20勝一番乗り

無観客の甲子園で、お立ち台に上がった阪神・秋山

阪神・秋山拓巳投手(30)が30日の広島戦(甲子園)に先発登板。8回途中を6安打無四球2失点の内容で3勝目を挙げた。

お得意様の広島打線を相手に、身上の丁寧な投球が冴えわたった。低めへの投球を心掛けゴロアウトを量産。3回6失点の内容で2敗目を喫した前回登板・巨人戦(22日、東京ドーム)の反省を生かし「これまで使ってなかったカットボールを多めに使った」という配球が奏功したと試合後、秋山は語った。

矢野監督も「前回(巨人戦)の悔しさをもって臨んでくれた。立ち上がりからテンポ良く投げてくれたことが(打線の)先制にもつながった。しっかりした調整と修正をしてくれた」と背番号46の奮投を評価。チームはこれで20勝一番乗り。2位・巨人とのゲーム差も2・5にまで再び広がった。

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