県人口103万人割れ 4月1日時点、50年6カ月ぶり

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 富山県が30日発表した4月1日時点の県人口移動調査結果(推計人口)によると、県内の人口は前月比2220人減の102万9042人(男性50万65人、女性52万8977人)となり、1970(昭和45)年10月以来、50年6カ月ぶりに103万人を割り込んだ。コロナ禍で転出者以上に転入者が減少したとみられ、人口減が加速した。

  コロナ禍で減少加速

 県によると、県人口は1998年1月の112万6679人がピークで、2018年11月に105万人を割り、1年4カ月後の20年3月に104万人を下回った。103万人を割り込むまでの期間は1年1カ月だった。

 今年3月までの1年間の出生者数は6299人(前年同期比280人減)、死亡者数は1万3287人(同184人増)で、差し引きした自然動態は6988人減(前年同期6524人減)。転入者数は1万5338人(前年同期比3634人減)、転出者数は1万6631人(同2989人減)で社会動態は1293人減(前年同期648人減)となった。

 新田八朗知事は30日の会見で、103万人を割ったことや減少ペースの加速について「本当に残念。とても憂慮している」と危機感を示し、男性の家事や育児への参画促進など、子育て支援の施策に引き続き取り組むとした。