「今でしょ!」の原点は河井継之助にあり? 林修が「峠 最後のサムライ」宣伝特使就任&解説動画

予備校講師でバラエティの司会などでも活躍する林修が、幕末の越後長岡藩家老・河井継之助を描いた映画「峠 最後のサムライ」の宣伝特使就任に就任。河井継之助の魅力を解説する動画が公開された。

自身が担当する教養バラエティ番組の最終回で、本作の主人公である河井継之助を特集するほどの大ファンを公言している林修。公開された解説動画では、林の決めセリフ「今でしょ!」から始まり、小学生の時に読んだ「明治維新百人」という本で河井継之助に魅了されたこと、河井のポリシーで家老を務めた長岡藩主・牧野家の家訓でもある「常在戦場」(常に戦場にいるつもりで、すぐにやるべきことを成せという意)が、林の決めセリフ「いつやるか?今でしょ!」に通じる言葉であったことなどを熱く語っている。また、「徹底した情報収集力」「将来をきちんと見抜く先見性」など、リーダーとして、コロナ禍にあえぐ先行きの不透明な現代にこそ必要な人物であったことなどを解説している。

解説映像では、林の河井継之助への強い思いだけでなく本編映像も盛り込まれている15分のバージョンのほか、長尺解説動画の見どころをまとめた短尺動画も合わせて公開されている。

「峠 最後のサムライ」は、”幕末の風雲児”と呼ばれた越後長岡藩家老・河井継之助を描いた司馬遼太郎の小説「峠」を映画化した作品。諸国へ遊学してグローバルな視野を培い、領民のための斬新な藩政改革を次々と実行し、越後長岡藩を率いた戊辰戦争では東軍・西軍のいずれにも属さない「武装中立」を目指した河井継之助を描く。黒澤明監督の助監督を務めてきた「雨あがる」などの小泉堯史が監督・脚本を務め、役所広司が河井継之助を演じている。他の出演者には、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢らが顔をそろえている。

■林修『峠 最後のサムライ』解説動画・短尺1点(1分06秒)

■林修『峠 最後のサムライ』解説動画・全尺1点(15分18秒)

【作品情報】
峠 最後のサムライ
2021年7月1日(木) 全国公開
配給:松竹、アスミック・エース
🄫2020『峠 最後のサムライ』製作委員会

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