ヤンキース大勝 ジャッジが満塁弾含む2発、コール12K

【タイガース0-10ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースはアーロン・ジャッジが満塁弾を含む2本塁打を放つなど、5本のアーチが飛び出して15安打10得点。投げてはエースのゲリット・コールから始まる4投手のリレーでタイガース打線から18三振を奪い、10対0で大勝した。ジャッジは6号ソロと7号グランドスラムを放ち、4打数2安打5打点の活躍。コールは6回87球を投げて被安打4、奪三振12、与四球0、失点0と素晴らしいピッチングを見せ、チームが大量リードしていたため、余力を残して降板した。

ジャッジが1試合2本塁打を記録するのは通算12度目。満塁本塁打は2017年5月28日(現地時間)のアスレチックス戦以来4年ぶり通算2本目である。ヤンキースは初回にジオ・ウルシェラのタイムリーで先制し、その後はジャッジの2本塁打のほか、クリント・フレイジャーに2号ソロ、アーロン・ヒックスに4号ソロ、ルーグネッド・オドーアにも4号ソロが飛び出し、チーム合計5本塁打の一発攻勢でコールに大量10点の援護をプレゼントした。

コールが2ケタ奪三振かつ無四球を記録するのは今季4度目。早くも球団記録(2001年のマイク・ムシーナ)に並んだ。3試合連続で2ケタ奪三振かつ無四球を記録したのは2015年のクリス・アーチャー、2015年のクレイトン・カーショウ、2016年のカーショウに続いて1901年以降でメジャー史上4度目。また、コールは4月を月間62奪三振で終えたが、これは1978年6月にロン・ギドリーが記録した64奪三振に次ぐ球団史上2位の数字となった。

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