久保建英 常連だった”有望株ランキング”から屈辱の選外

久保建英

スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)が今季の不振を受けて、これまで常連だった“有望株ランキング”から屈辱の選外となってしまった。

チームの1部残留へ向けて重要な試合だった4月25日のウエスカ戦で出番なしに終わり、改めてチーム内での苦しい立場が浮き彫りになった。今季は前所属のビリャレアルも含めてリーグ戦でいまだノーゴールが続いており、すっかり周囲の評価も落ちている。

英スポーツ専門メディア「ギブミースポーツ」は、司令塔タイプの攻撃的選手である「プレーメーカー」の23歳以下の有望株16人を選出。この類いのランキングではこれまで久保は常に選ばれてきており、しかも本職のポジション。今回も名を連ねると思われたが、まさかの選外となった。

一方で、似たタイプで何かと比較される韓国代表MF李康仁(イ・ガンイン=20、バレンシア)が16位にランクイン。さらに、同じレアル・マドリードからのレンタル組でポジションが重なるライバルのMFマルティン・ウーデゴール(22=アーセナル)が6位、MFヘイニエル(19=ドルトムント)が12位と、それぞれ高く評価された。

久保にとっては、結果を残せていない厳しい現実を突きつけられた格好。ここから巻き返すことはできるのか。

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