アストロズ快勝 戦列復帰のレイズ・筒香は3打数0安打

【アストロズ9-2レイズ】@トロピカーナ・フィールド

昨年のリーグ優勝決定シリーズの再戦となるアストロズ対レイズの3連戦が今日からスタート。その初戦は投打が噛み合ったアストロズが9対2で快勝した。アストロズ先発のランス・マカラーズJr.はキャリアで2番目に多い111球を投げ、7回3安打9奪三振無失点の好投。打線はアレックス・ブレグマンが4号2ランを含む2安打2打点、マイケル・ブラントリーとカルロス・コレアがそれぞれ4安打1打点を記録するなど、レイズ投手陣に15安打を浴びせた。

前日のマリナーズ戦では菊池雄星の前に7回途中まで無安打に封じられるなど、わずか2安打に終わったアストロズ打線だが、この日は初回に2本のヒットで二死1・3塁のチャンスを作り、コレアのタイムリーで先制。3回表にはブレグマンの4号2ランなどで3点を追加し、その後もブラントリーのタイムリー、アレドミス・ディアスの2本のタイムリーなどで着実に得点を重ねた。

一方、敗れたレイズは先発のライアン・ヤーブローが9安打を浴びて6回5失点。2人のリリーバーも失点を重ね、打線は9回裏二死満塁からウィリー・アダメスのタイムリーで2点を返すのが精一杯だった。また、新型コロナウイルスのワクチンの副反応で故障者リスト入りしていた筒香嘉智が戦列復帰し、「8番・DH」でスタメン出場。ファーストゴロ、四球、空振り三振、ファーストフライで3打数0安打に終わり、今季の打率は.175、OPSは.469となった。

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