Rソックスがレンジャーズ・有原に4本塁打浴びせて快勝

【レッドソックス6-1レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

レッドソックスはレンジャーズ先発の有原航平に4本のアーチを浴びせ、3回途中までに6点を奪ってノックアウト。その後、追加点を奪うことはできなかったが、先発のネイサン・イバルディが6回4安打1失点の好投を見せ、6対1で快勝した。今季6度目の先発に臨んだ有原は初回に2本塁打、3回表にも2本塁打を浴び、2回5失点で降板した前回登板に続いて早期KO。打たれた4安打がいずれも本塁打となり、3回途中4安打6失点で今季3敗目(2勝、防御率5.76)を喫した。

レッドソックスの主砲、J・D・マルティネスは前日の試合で片頭痛のような症状を訴え、最後の打席で代打を送られて途中交代。今日はスタメンから外れることが予想されていたが、「3番・DH」でスタメンに名を連ねた。すると、1回表無死1・2塁で迎えた第1打席で初球を捉えて8号先制3ランを放ち、3回表には2打席連発の9号ソロ。5回表の第3打席でもヒットを放ち、4打数3安打4打点の大活躍を見せた。今季9本塁打と25打点はいずれもメジャー単独1位となっている。

有原は初回先頭から2者連続四球でピンチを招き、マルティネスに先制3ランを被弾。次打者ザンダー・ボガーツにも4号ソロを浴び、いきなり4点を失った。2回表は7球で三者凡退に抑えが、3回表先頭のマルティネスに2打席連発の9号ソロを浴びると、一死後にラファエル・デバースにも7号ソロを被弾。二死後にボビー・ダルベックに死球を与えたところで降板となった。開幕からの4先発は防御率2.21と好投したが、その後は2試合連続の早期KO。生命線である制球面の不安定さが目立つのが気になるところだ。

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