苦闘する鷹のリードオフマン・周東が開幕戦以来の2号「もっと打たなければ」

1発を放ちナインの〝ロータッチ〟に応えるソフトバンク・周東

ソフトバンク・周東佑京内野手(25)が1日のオリックス戦(京セラドーム)で、開幕戦以来となる2号ソロを放った。

6回、先頭で迎えた第4打席。この回からマウンドに上がった相手2番手・阿部の内角真っすぐを捉えると、軽々と右翼スタンドへ運んだ。

4月を終わった時点で打率は1割台まで低迷。球団、首脳陣から大きな期待をかけられるリードオフマンは、壁に直面している最中だ。歯を食いしばり前進する25歳は「久しぶりにいい打撃ができた。もっともっと打たなければいけないと思っている。こういう打席をきっかけにいいイメージを持って、打席に入っていけるようにしたい」と前を向いた。

ベンチでは苦闘する韋駄天をナインが盛り上げ、周東は満面の笑みを浮かべ「ありがとうございます!」と仲間の気遣いに感謝していた。

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