【シンガポール1日発】ゴルフの米女子ツアー「HSBC女子選手権」(セントーサGC=パー72)3日目、畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は2バーディー、2ボギーで通算2オーバーのまま。順位は53位から50位に上がった。通算14アンダーのリン・シユ(25=中国)が首位。
畑岡はスタートの10番でバーディーパットが2メートルオーバー。返しがカップに蹴られて3パットのボギーとしてしまう嫌な出だしとなった。
それでも11番は4メートルのバーディーパットを決めてすぐに取り戻す。
だがこの日の畑岡はトータル32パットとグリーン上で大苦戦。13番パー5はチャンスをモノにできず、15番はパーパットがカップを1周して外れてしまう。
アウトでは8番パー5でアプローチがピンに当たり、30センチに止まってタップインバーディーでこの日のスコアをイーブンに戻した。
パーオン逃しは4ホールだけにもかかわらず伸ばせないラウンドを「パットを決められたら、5アンダーぐらい出てもおかしくなかった」と振り返る。
最終日に向けては「アンダーが出せてないので、アンダーで終われるように頑張りたい」と意気込みを語った。