舛添要一氏 都内の人出増に危機感「小池都知事は専門家の予測など無視しているようだ」

舛添要一氏(左)と小池都知事

元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が1日、ツイッターを更新。東京では緊急事態宣言が発令されている中、繁華街の人出が増加していることに危機感を募らせた。

東京都は都内での新型コロナウイルスの新たな感染者数が、1050人だったことを発表。土曜日に1000人を超えるのは、今年1月23日以来のことだ。

都内では3回目の緊急事態宣言が発令されているが、繁華街などの人出は2回目の発令時よりも増加。昨年発令された1回目の宣言時と比較すると、大幅に増加している。

ツイッターで舛添氏は「都内の人出、とくにノー・マスクの若者を多数見ると、感染収束は期待できない。コロナ用病床の確保に全力をあげるべきで、大阪の重症者を受け入れる余裕などないはずだ。小池都知事は、専門家の予測など無視しているようだ」と指摘。

また舛添氏は、この日の午前5時12分のツイートで「久しぶりの『朝まで生テレビ!』、無事終了して帰宅しました。タクシーで帰路、見た光景に仰天! 六本木も渋谷も、若者で一杯、夜明け前の4時半です。しかも八割がマスクを装着していません。これでは感染拡大防止は無理です!」と呼びかけていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社