【女子バレー】日本代表はリオ金・中国に完敗も…中田監督「非常に意味のある時間だった」

有明アリーナ

バレーボール女子の東京五輪テストイベントが1日、東京五輪の会場となる有明アリーナで行われ、日本は中国にストレート負けを喫した。

リオデジャネイロ五輪金メダルの強豪・中国との一戦。第1セットを16―25で失うと、第2セットも18―25で奪われた。第3セットは中盤までに5点差をつけたが、終盤に追いつかれてしまい、最後は古賀紗理那(24=NEC)のスパイクがブロックされ、29―31で落とした。

試合後、中田久美監督(55)は「目標が定まらない中での強化だが、この時期に中国と試合ができたのは、選手たちのモチベーションに対しても、非常に意味のある時間だったと思う」と振り返った上で「(ファンの方々も)こういう状況の中で大変な日々を過ごされていると思う。私たちも今できることを精一杯頑張っていきたい」と前を向いた。

ロンドン五輪以来のメダル獲得へ、残された期間でさらなるレベルアップを目指す。

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