新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で1日、3人の死亡と10歳未満～90代の男女275人の感染が新たに確認された。うち148人の感染経路が不明という。1日当たりの新規感染者が200人を超えるのは5日連続。
横浜市は、70代女性と80代男性が死亡したと発表した。70代女性は同居家族が陽性と診断されたため受診し、4月20日に陽性が判明、同29日に亡くなった。高血圧の基礎疾患があったという。80代男性は同18日に発熱し陽性が判明、25日に亡くなった。悪性腫瘍の基礎疾患があり自宅療養中だったという。
川崎市は、クラスター（感染者集団）が発生していた宮前区の通所介護施設を利用していた80代女性が死亡したと発表した。10日に発熱し陽性と判明、24日に死亡した。
クラスターに絡む新規感染者は、横浜市の慶応大ラグビー部で感染した部員と同じ寮に住む別の運動部員の男女6人が新たに感染し、同部関係の感染者は計85人となった。
相模原市緑区の社員寮では、接触者を含めて入寮している20代～30代の男性6人の陽性を確認し、同市は新たにクラスターと認定した。
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県は1日、これまでに発表した変異株感染者のうち、19人が英国株、5人が英国株の疑いと判明したと発表した。
