東山紀之 退所のマッチに異例コメント「すごく薄っぺらく感じる」

ジャニーズを退所した近藤真彦

ジャニーズグループ最長老「少年隊」の東山紀之(54)が2日早朝、メーンキャスターを務める大型ニュース情報番組「サンデーLIVE!!」で先輩・近藤真彦(56)の事務所退所について生コメントした。

近藤は昨年11月の不倫発覚で無期限活動自粛し、結局、先月いっぱいで退所しケジメをつけた。先週世間を騒がせたビッグニュースだけに、番組でも取り上げないわけにはいかない。

「僕自身は、今回の退所の仕方ということに大きな疑問が残っているなっていう感じがしているんです」。番組前半の午前6時すぎ、東山はこう切り出した。気遣ったのは、近藤を長年支えてきたスタッフやファンたちだ。

「やはり後輩たちにも、ファンの人たちにも何の説明もなかったので、それは説明をしたくなかったのか、することができなかったのか、それともこれからするのか、それをどういうふうになっていくのか、見ていく必要があるなと思っているんです。やはり僕らは、たくさんのファンの人たち、スタッフの人に支えられていますから、それに向き合うというのは礼儀の1つだと思うんですね。なので今、僕の言えることは、退所という選択が正しかったということを(近藤が)今後の生きざまで証明していただきたいなと思っているんです」

東山は、近藤に付いていた事務所の「長男」という肩書きを引き継ぐことになる。近藤が後輩・東山について語る過去VTRが流れると、こう語った。

「僕は年齢的には一番上になりますけど、みんな後輩たちもエンターテイメントに真摯に向き合っていますので、お互いに高めていきたいなと思いますよね。やはりマッチさんのために自分自身を犠牲にして助けてきたスタッフの方をたくさん知っているので、その人達の思いは、マッチさんはどう受け取っているのかなと。そのことを考えると、今のコメントでも退所のコメントでも、すごく薄っぺらく感じる。これからマッチさんがどういう生きざまみせてくれるのか、楽しみというのじゃなくて見せてほしいなと思いますね」

放送後、番組関係者も「ここまで厳しいコメントは珍しい。これまでもジャニーズの不祥事などで、東山さんがコメントしたことはあるが、今回は長年溜めてきたものが出たような印象を受けた」と驚いていた。

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