焼き鳥屋が戦国武将⁈ 福岡のご当地チェーン店あるある3選

福岡にはうどんのチェーン店が多く、「ウエスト」「牧のうどん」「資(すけ)さんうどん」などの人気店が、それぞれ特色を打ち出しながらしのぎを削っています。

なかでも北九州を中心にチェーン展開する資さんうどんの「ぼた餅」は他店では見られない個性的な商品です。

うどんにぼた餅ってどうなの・・・?と思ってしまいそうですが、意外や意外、相性ピッタリなんです。

北九州は工場などが多く、労働で疲れた体を癒すために甘いものが求められたといいます。

屋台でも和菓子が提供されるようになり、北九州の文化として根付いて行きました。

そのため、北九州を発祥とする資さんうどんではぼた餅が提供され、人気のメニューとなっています。

今や全国的に名を知られるようになったラーメン屋の一蘭。

「味集中カウンター」と言われる両サイドを仕切られたテーブルで食べる独自のスタイルが面白い店です。

そんな一蘭はトイレも非常に特徴的。

トイレに一歩入ると壁面に大量のトイレットペーパーが設置されていて驚きます。

ほぼ全ての店舗で大量のトイレットペーパーを設置しているそうで、どの店舗も10〜20個のトイレットペーパーが壁面に並んでいます。

これは「トイレにも遊び心を」という代表の気持ちが込められているのだとか。

トイレには

「私たちは決して紙を切らすことが無いよう、複数のトイレットペーパーを設置しています。最低でも1時間に1回全てを確認し、補充を行なっております。」

という貼り紙もあり、その貼り紙の最後にはこう書かれています。

「もし、万が一にでもトイレットペーパーが切れていた場合には、こちらの紙をお破りください」

焼鳥屋なのになぜか豚バラとキャベツを食べるという文化がある福岡の焼き鳥屋。

以前の記事で焼鳥屋のキャベツは、中洲の焼鳥屋「信秀本店」の店主が考案したもので、大阪のお好み焼き屋のお通しで出てきたキャベツを参考に開始されたサービスだということを紹介しました。
>>焼鳥屋ではなぜか豚バラとキャベツ?福岡の独自ルールあるある3選

「信秀」という戦国武将のような名前の店舗ですが、実は福岡にはその他にも「信長」や「家康」といった、戦国武将の名前がついた焼鳥屋が多く存在しています。

実はこれらの戦国武将系(?)焼鳥屋は全て兄弟が経営していて、昭和30年代から福岡を制覇(?)していったのだそうです。

どの店舗も魅力的で、どこに入ろうか迷ってしまう、まさに焼鳥戦国時代の福岡なのでした。

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個性的で魅力的な店舗がたくさんある福岡の飲食チェーン。

福岡を訪れた際には体験してみてくださいね。

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<参照サイト>
北九州市民が愛する「資さんうどん」には、ぼた餅がなぜあるの? | 福岡ふかぼりメディアささっとー
これぞ「紙」対応! トイレ紙を切らしたくない一蘭、万が一の際は… | withnews
家康に信長、信秀まで!? 福岡やきとりチェーンの雄、戦国やきとり店の本丸に潜入してきた | #FUKUOKA

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