ジャーナリストの江川紹子氏が2日、ツイッターで証拠改ざん隠蔽事件で有罪の元特捜部長が弁護士登録が認められたことに驚きの声をあげた。
2010年の大阪地検特捜部の証拠改ざん隠蔽事件で犯人隠蔽罪に問われ、13年に執行猶予付きの有罪となった大坪弘道元特捜部長が、弁護士登録を申請し、これが認められたもの。
この報道を受け江川氏は「驚き!日弁連はこの判断の理由を説明する必要があると思う」と驚きとともに日弁連に対し詳細な説明の必要性を訴えた。
弁護士法の規定では禁錮刑以上の罪では弁護士になる資格を失うが、執行猶予付き有罪の場合は執行猶予期間が過ぎれば登録は可能になる。大坪元特捜部長は猶予期間が過ぎた2017年に最初の申請をし、今回3回目の申請で登録が認められた。