【HSBC女子世界選手権】渋野日向子はブービー67位 今後の糧となるか

渋野日向子

【シンガポール2日発】ゴルフの米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」(セントーサGC=パー)最終日、渋野日向子(22=サントリー)は2バーディー、4ボギーの74で回り通算11オーバー。出場69人で下にひとりしかいない〝ブービー〟の67位タイで大会を終えた。畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は3日連続のパープレーで通算2オーバーの49位。64と伸ばしたキム・ヒョージュ(25=韓国)が通算17アンダーまで伸ばして逆転優勝した。

この日の渋野はフェアウエーを外したのは1回のみ。パーオン逃しも3回だけと、ショットは前日までと比べて安定感を増した。

それがスコアにならなかったのは、この日も31を数え、4日間すべてで30パットを切れなかったグリーン上に問題があったが、コースが変わって芝種も変われば一気に状況が改善することもある。

今大会では新型コロナウイルスの感染予防対策として、帯同キャディー以外のマネジャーやトレーナーなどを連れてくることが一切認められなかった。そこで自分で考えながらショットを立て直すことができた経験は、今後の糧となるはずだ。

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