孤独と上手につき合う習慣とは?ひとり時間の大切さに気づく一冊

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『孤独と上手につきあう9つの習慣』

以前、カフェボンボンでご紹介した本が文庫化されました。孤独とはいったい何か、どのように孤独とつきあっていくべきなのか? 自分自身ずっと孤独だったという精神科医が「独り」の作法を伝授します。ひとりで過ごす時間を大切にしたくなる一冊です。

孤独と上手につきあう9つの習慣
著者:和田秀樹
出版社:大和書房

もしも孤独感に悩んでいたら、ものの見方をちょっとだけ変えてみる。でも、自分が孤独だと認めるのって勇気がいりますよね。なんでだろう。孤独が恥ずかしいから? 孤独っていけないこと? まず、自分を縛る先入観から離れて、孤独をネガティブにとらえるのをやめてみる。すると急に視界が開けて気持ちが楽になるかもしれません。

たくさん友達がいる人でも、孤独と無縁かどうかはわからない。心の奥にある不安や悩みを打ち明ける人がいないなら、本質的に孤独と変わらない。現代社会では、表面的にはわかりにくい「見えない孤独」を抱えている人も多いそうです。

本書では、「みんなと同じ」をやめる、「友達が多い」を求めない、「読書の世界」に入り込むといったテーマに沿って、孤独との上手なつきあい方をアドバイスします。「孤独の作法」の基本は、ありのままの自分でいいと思えること、ひとりの時間の大切さ。そして、著者が伝授する、たとえ孤独であっても幸せに生きる方法とは……? 孤独と向きあいひとりで過ごす時間を楽しむヒントが見つかります。「見えない孤独」の存在にも気づかせてくれる一冊です。

ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ

「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。

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