大事に至らなければいいが…。J1C大阪の元日本代表FW大久保嘉人(38)は、1―1で引き分けた2日のG大阪戦(ヤンマー)に先発出場したが、無念の負傷交代を強いられた。
大久保は前半18分に左サイドでG大阪のDF三浦弦太(26)と競り合いながら並走した際に左太腿裏を痛め、倒れ込んだ。治療を受けて一度はピッチに戻ったが、自らベンチに向かってバツ印を出し、同23分にFWアダム・タガート(27)と交代した。
試合後、C大阪のレビー・クルピ監督(68)は大久保の状態に言及。「試合の直後ということもあって正確な診断はまだ出ていない」と話した上で「明日、ドクターからのより詳しい報告を待ちたいと思っているが、筋肉系のケガであると聞いている」と説明した。
ここまでリーグ戦11試合に出場。5得点を挙げているだけに、離脱した場合は大きな痛手になりそうだ。