レイズが接戦を制す 筒香3の0で15打数連続無安打に

【アストロズ4-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

3連敗で地区最下位に転落したレイズは3点ビハインドの5回裏にオースティン・メドウズの5号3ランで同点に追い付き、4対4の同点で迎えた7回裏にはマニュエル・マーゴが勝ち越しタイムリー。この1点のリードをリリーフ陣が守り抜き、5対4でアストロズとの接戦を制した。オリオールズがアスレチックスに敗れたため、レイズはオリオールズを抜いて地区4位に浮上している。

ヨルダン・アルバレスの3号ソロなどでアストロズに3点を先行されたレイズ。アストロズ先発のクリスチャン・ハビアーは今季1本も本塁打を許していなかったが、5回裏二死1・2塁のチャンスでメドウズが甘く入ったチェンジアップを捉え、ライトスタンドに5号同点3ランを叩き込んだ。3点差を逆転して連敗を3でストップし、ケビン・キャッシュ監督は「打線全体が本当にいい仕事をしてくれた。大量得点ではなかったけれど、相手にプレッシャーを与え続けていたと思う」と打線を称えた。

レイズの筒香嘉智は「7番・一塁」でスタメン出場。5回裏の先頭打者として迎えた第2打席で四球を選び、メドウズの同点弾を呼び込んだが、第1打席はセンターフライ、第3打席は空振り三振、第4打席はセンターフライに終わり、3打数0安打。4月27日(現地時間)のアスレチックス戦の第1打席でライトへの二塁打を放ってから15打数連続ノーヒットとなり、今季の打率は.157、OPSは.434となった。

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