〝新生〟TOKIOに追い風吹きまくり 話題のSDGsでオファー殺到

TOKIOのリーダー・城島茂

長瀬智也がジャニーズ事務所を退所し、同時に残った3人が「株式会社TOKIO」をスタートさせた。国分太一がツイッターを開始するなど、何かと話題の多い3人の行動には大手企業も注目している。

先日は丸亀製麺と「うどんで日本を元気にプロジェクト」というプロジェクトで、「日本を元気にしたい」という思いに共鳴し、パートナーシップを締結したTOKIO。ある芸能プロ関係者は「今後の彼らは『ザ!鉄腕!DASH!!』を地で行くような活動をしていくでしょう。それこそDASH島、DASH村、DASH海岸などの活動を続けながら、それがそのまま会社の仕事に結びつくような活動をしていくようです」。この「DASH」での活動は株式会社TOKIOを含めて彼らを大きくするというのだ。

ある広告代理店関係者は「いま大小に関わらず企業はSDGsに積極的に取り組もうとしているし、取り組み姿勢も積極的にアピールする必要性に迫られている。そう意味では活動そのものがSDGsの取り組みとなっているTOKIOには企業の注目度も高い。彼らと仕事をすることによって、アピールにもなりますから」という。

先日も、日本テレビは5月末からスタートさせる「Good For the Planetウィーク」のパーソナリティーにTOKIOを就任させた。これはSDGsの17項目を中心に、人、暮らし、社会、そして未来のためにできることを視聴者と一緒に考えていくキャンペーンで、「DASH」の活動などを通じて地球環境に取り組んでいると、白羽の矢が立った。

前出の代理店関係者は「今回は日テレが起用した背景には『DASH』をやっている関係もあってでしょうが、今後は同じような形でTOKIOと組みたいという企業は増えていくでしょう」と推測。「株式会社TOKIO」のスタートタイミングは案外、正解だったのかもしれない。

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