クルーバーが8回2安打10Kの快投で通算100勝を達成

【タイガース0-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは先発のコリー・クルーバーが8回103球を投げて被安打2、奪三振10、与四球1、失点0という素晴らしいピッチングを披露。タイガース先発のホゼ・ウレーニャ(7回3安打2失点)との投手戦を制し、2対0で勝利した。今季2勝目(2敗)をマークしたクルーバーはメジャー11年目で通算100勝に到達。2連勝のヤンキースは今季の成績を14勝14敗とし、4月12日(現地時間)に5勝5敗だったとき以来の勝率5割復帰を果たした。

クルーバーは3回までに7個の三振を奪うなど、序盤からエンジン全開。2回表は3者三振を奪い、3回表一死2・3塁のピンチは2者連続三振で切り抜けた。4回以降は目立ったピンチもなく、10個の三振を奪って8回2安打無失点の快投。「最初から最後までほとんどのボールを狙ったところへ投げられた。こういうピッチングを常に目指しているけれど、いつも上手くいくわけではない。こういうピッチングができるときは楽しいね」と自身の快投を振り返った。

ヤンキース打線はタイガース投手陣の前にわずか3安打に封じられたものの、2回裏にヒットと四球で無死1・2塁のチャンスを作り、一死1・3塁となったあと、カイル・ヒガシオカのタイムリー二塁打で先制。続くブレット・ガードナーがライトへの犠飛を放ち、2点目を奪った。2点リードの最終回は今季絶好調の守護神アロルディス・チャップマンが登場。ロビー・グロスマンをセンターライナー、ジャイマー・キャンデラリオとミゲル・カブレラを2者連続三振に仕留め、ロースコアの接戦を締めくくった。

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