フィギュアスケートの元世界女王エフゲニア・メドベージェワ(21=ロシア)が29日、世界選手権銀メダルのエリザベータ・トゥクタミシェワ(24=ロシア)の挑戦で話題騒然だった男性誌グラビアについて、賢く言及した。
メドベージェワはロシアメディア「マッチTV」のインタビューで、男性誌のグラビア撮影を行うことについてどう思うかを問われ「私には合わないと思います。私のスタイルではありません。でも(良いか悪いか)ジャッジはしません」とにこやかに答えた。
これに先立ち、ロシアではトゥクタミシェワが男性誌「マキシム」3月号でセミヌードのグラビアを披露。透ける黒いランジェリー姿や、上半身は裸で白い手袋だけで下半身は透けるランジェリーなど衝撃のショットだ。バストトップは隠れているが、氷上とはまるで異なる肉体美は各方面から大きな話題を呼んでいた。
回答に困る質問にも、優等生コメントで切り返したメドベージェワ。確かにエキシビションでセーラームーンに変身した自身とは、まったくタイプが異なる。ロシアフィギュアスケート界が、多彩な才能の宝庫であることは間違いなさそうだ。