ソフトバンク上林が急転一軍昇格 工藤監督「打席をもらえた時には結果を残してほしい」

上林誠知

ソフトバンクの上林誠知外野手(25)が3日、一軍に昇格した。

2018年に全143試合に出場した期待の若手だが昨季、一昨季と打撃不振に陥り、代走や守備固めでの出場も増えていた。今季は代走などにとどまらずにレギュラーをつかんでほしいとの首脳陣の思いから、あえて二軍スタートとなっていた。

ただ、ここにきて打撃不振で足の状態も決して万全ではないデスパイネが登録抹消となる緊急事態。それに伴い、白羽の矢が立った。

工藤監督は「最初からというよりは途中の守備からという形になると思いますけど、チームに貢献する意味では守りも大事。彼の守り、肩、足というところは最初から戦力になるというのは分かっているところ。今回こうなってしまったので絶好調ではないが上がってもらいましたけど、打席をもらえた時には集中力を持って結果を残してほしい」と説明した。

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