粛清予告の加藤浩次 ラヴィット爆死でも気を抜けない夏目三久の後番組

粛清予告される?加藤浩次

お笑いコンビ「極楽とんぼ」加藤浩次(52)をめぐるトレンドワードとして話題となったのが「粛清」だ。

加藤は2019年の闇営業問題が勃発した際、日本テレビ系「スッキリ」(午前8時~)の中で吉本興業上層部を公然と批判。いわゆる〝加藤の乱〟を巻き起こした。

その後、加藤は吉本とエージェント契約を結んだが、今年3月に吉本側から解消を申し入れ。吉本的に金銭的な〝旨み〟がなく「これをやられると吉本は持たない」という理由だった。

「最初からそんなことわかっていたはずですがね(笑い)。結局、上層部に反旗を翻した加藤を〝切る〟口実にしか聞こえません」とはお笑い関係者。

先に吉本からパージ(排除)された「雨上がり決死隊」宮迫博之を見てもわかる通り、業界で隠然たる力を持つ吉本を敵に回せば、苦戦は必死。加藤の〝最後の砦〟となるのは、前出「スッキリ」になるわけだが、こちらもゆくゆくは卒業が既定路線と言われている。

「ただ、このご時世では有無を言わさず終了というわけにはいかない。大義名分となるのはやはり視聴率。これが下がらないと、なかなか切るのは難しい。スポンサーの意向もありますしね」(テレビ関係者)

そこへ行くと同番組は堅調で、昨年には1部・2部ともに歴代最高視聴率を更新した。今春、〝刺客〟として放たれた吉本所属「麒麟」川島明がMCを務めるTBS系「ラヴィット!」(午前8時~)は早くも視聴率1%台を記録するなど、風穴を開けるには至らなかった。これで加藤もひと安心かと思いきや…。

TBSでは朝の情報番組「あさチャン!」(午前6時~)を担当してきた夏目三久が有吉弘行との結婚を機に、芸能界を引退。同番組は9月末に終了する運びとなった。

「この後番組がどうなるか。川島さんには申し訳ありませんが、ラヴィットを吸収する形で新番組がスタートする可能性もないとは言えない。そうなると、加藤さんにとって強敵出現となる。気は抜けません」(ワイドショー関係者)

加藤が夏目の〝あと〟を意識する日々は続きそうだ

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