NHK憲法特集で〝ゆたぼん問題〟「親に意見しているネット掲示板管理人は相手を間違っている」

ゆたぼん

NHK受信料を支払わない方法を教える党の立花孝志党首(53)が3日、NHKで放送された「憲法記念日特集『新型コロナと憲法~問われる〝個人の自由〟~』」に出演。中学校不登校発言で議論となっている〝少年革命家〟でユーチューバーのゆたぼん(12)の話題を取り上げた。

憲法記念日のこの日、コロナ禍で個人の自由が制限されている現状と憲法との関係性が特集された。

各党代表者インタビューの大トリで登場した立花氏は「NHKをぶっ壊す!」とお決まりのフレーズからスタート。

続いて「憲法は権力者に義務を課し、国民に権利を与えています。コロナ禍において権力者が飲食業者やパチンコ店などの娯楽産業の営業を規制していますが、これは憲法違反だと思います」と断言した。

しかし、コロナ禍と憲法の問題はここまで。立花氏は「NHKと契約する義務を課している放送法も契約違反だと思います」とNHK受信料問題をやり玉に挙げたかと思えば「子どもは中学校に行くべきだと子どもの親に意見しているインターネット掲示板の管理人は意見をする相手を間違っています」と斬り込んだ。

言うまでもなく、中学校不登校発言で物議を醸しているゆたぼんとゆたぼんの父・中村幸也氏への賛否に対する問題だ。〝インターネット掲示板の管理人〟と個人名は伏せられたが、立花氏によれば、元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏のことだという。

立花氏は「子どもが行きたくなるような中学校をつくらなければならない義務が権力者にあり、子どもの親にはそんな義務はありません。子どもには中学校に行く権利はあっても義務はないのです。憲法の趣旨をよく理解して、少数派の声をかき消さない日本にしていきたいと思っています」と結んだ。

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