広島ドラ1・栗林 初の負け展開登板で13試合連続無失点「緊張感があった」

またも好投で、無失点に封じた広島・栗林

記録更新にあと1と迫った。広島のドラ1ルーキーの栗林良吏投手(24)が3日の巨人戦(マツダ)に2―3の9回に登板。先頭のスモークを空振り三振、ウィーラーを遊ゴロ、若林を一ゴロに仕留め、プロ初登板から13試合連続無失点を達成した。

ルーキーの初登板から13試合連続無失点は2019年にソフトバンクの甲斐野央投手(24)が記録して以来、2リーグ制以降では2人目。栗林がプロ入り後、負けている展開で登板したのは自身初で「ビハインドのほうが緊張感があったかなと思います」と振り返った。

記録達成に右腕は「(今日は)チームの勝利のためにマウンドに上がることができましたし。ゼロに抑えていることはいいことだと思う。勝ち試合もビハインドの時でもチームに勢いをつけられる投球をしていければ」と前を向いていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社