【新日本】オカダ・カズチカが約1か月ぶりに戦列復帰「俺がいてこその新日本プロレス」

オカダ(右)はSHO(左)、YOHと勝ち名乗りをあげた

新日本プロレス3日の福岡国際センター大会で、オカダ・カズチカ(33)が4月4日両国大会以来約1か月ぶりのリング帰還を果たした。

オカダはこの日、YOH(32)、SHO(31)と組んで鈴木みのる(52)、エル・デスペラード、金丸義信(44)組と対戦した。開始早々こそ場外乱闘でペースを握られたが、みのると対峙すると串刺しバックエルボーからDDTを発射。激しいエルボー合戦を展開し、打点の高いドロップキックでチームを牽引した。試合もYOHが金丸をDIRECT DRIVE(変型ダブルアームDDT)で沈め、4日福岡大会でのデスペラードとのIWGPジュニアヘビー級王座戦に弾みをつけた。

オカダは5月29日東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王座への挑戦が決定済み。4日福岡大会で現王者のウィル・オスプレイ(27)が鷹木信悟(38)とのV1戦を控えていることもあり、今シリーズはカードが組まれない状況が続いていた。

「1か月ぶりの試合で、しっかり調整させてもらって。まだ東京ドームに時間ありますし、これから明日(の王座戦で)勝ったヤツと戦っていけば、いい結果が残せるんじゃないかと思ってますんで。いろいろ大変な時だからこそ、元気がない世の中だからこそ、僕がチャンピオンになって、しっかりと元気にしていきたいと思います」と、順調な調整をアピールした。

オカダの団体最高峰王座戦線出撃は、2020年1月5日の東京ドーム大会以来実に約1年4か月ぶりとなる。「1か月休んで思ったのは、オカダなしで新日本プロレス、ちゃんと興行できてるじゃんと思ってる人もいるのかもしれないけど、甘いね。やっぱり俺がいてこその新日本プロレスだし、俺がいてこそIWGPも輝くんじゃないかと思います」と断言し、再びプロレス界の舵を取ることに自信をみなぎらせていた。

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