椿鬼奴、篠原篤、和田琢磨、福田転球、銀粉蝶が「#コールドゲーム」に出演。個性派キャストが物語の鍵を握る!

羽田美智子主演するフジテレビ系で6月5日にスタートする連続ドラマ「#コールドゲーム」(土曜午後11:40=東海テレビ制作)に椿鬼奴、篠原篤、和田琢磨、福田転球、銀粉蝶が出演する。

本作の舞台は、隕石衝突の影響で地軸はねじ曲がり、極寒の氷河期に突入した地球。突如襲った-45℃の世界で、わずかに生き残った人類。文明はほとんどが分厚い氷の下に埋まり、通信や交通は遮断されてしまった。そんな極限の世界で、地球最強の生命力を持った主人公が織り成す完全オリジナルストーリー。天才詐欺師・木村祥子(羽田)が偽装家族“木村家”を組んでたくましく生き抜く姿を描く。長男役の大輝(結木滉星)、長女役の陽菜(久間田琳加)、父親役の隆(やす)ら木村家が潜む避難所第七支部を舞台に、生きる力をさまざまな角度で問い直す新ジャンルのドラマだ。

鬼奴が演じるのは、夫と息子の3人で第七支部に逃げてきた福山良子。避難所ママ友を束ねるみんなのいいお母さんで、なりふり構わぬ祥子とは対立することも。しかし、夜な夜なこっそりと怪しい行動を起こす裏の顔も持っている。

鬼奴は「オファーをいただいた時は、女優業も大好きなのでうれしかったです!」と大喜びで、主演の羽田には「私が痛たた…と腰をさすっていると、いい整体を教えてくださいます。ここの整体は痛くない、ここの整体は考え方が良くて、などめちゃくちゃ具体的に親切に説明してくれます。羽田さんはいつも明るくて華がすごいです」と感謝している。

また、同じ芸人であるやすとの共演には「やすさんはもともと飲み仲間でもありますので、今回やすさんがいらっしゃるのがとてもうれしかったです! やすさんも涙するシーンがあるそうで、どうしたら泣けるかなぁとだいぶお話させていただいたので、やすさんのシーンが楽しみです」と期待している。

神出鬼没の清掃員・黒崎謙吾を演じる篠原は「台本を読んで、極限の状態であっても、そこで起こるトラブル、楽しみ、人間模様は、現在の私たちの社会の中で起こり得ることの延長上にあることばかりなのだなと感じました。むしろ、問題となることの起源や欲望の原理が浮き彫りになっていて、登場人物たちの熱き思いと人間のおかしみが顕著で楽しみながら読ませていただきました」と印象を述べ、羽田さんについては「いらっしゃると現場が明るくなりスタッフの皆さんもキャストの皆さんもとっても楽しそうです。その素晴らしいお人柄にもしコツのようなものがあるならば、僕は生意気にも大先輩である羽田さんに直接伺ってみたいのですが、変なヤツだと思われそうなので我慢しています…」と尊敬のまなざしを向ける。

風紀と節度ある避難所運営に燃える正しい男・小橋政幸に扮(ふん)する和田は「今回の役は、避難者の方々に厳しい言葉を浴びせ、登場人物の中では嫌われ役に映るかもしれませんが、発する言葉一つ一つが至極真っ当であり、実は最も集団生活というものに誠実に向き合っている人間なのではないかと解釈しています。監督の千葉(行利)さんらがテレビドラマ経験の少ない私にもお芝居を挑戦する場をたくさん与えてくださるので、もがきながらも日々撮影現場に行くのが楽しみです(と言っても一番の楽しみは羽田さんの笑顔を拝見することですが)。すてきな役者さんがたくさんいらっしゃり、とても面白い撮影現場です」と役柄とともに、現場の雰囲気を伝える。

福田は、山小屋で運良く生き延び、極寒の世界を文字通りサバイバルしている山田正三役。役づくりに関して「寒さで口が開かないであろうから声を小さく出すように、また、得体の知れない人に映ればとマタギを意識しました」と話し、「撮影は、雪の中の撮影でしたからハプニングだらけで、撮影初日、大雪のため撮影が途中で中止になり急きょ宿泊して次の日も撮影日となりました。次の日は打って変わって快晴。が、雪に埋もれるシーン。いやあ冷たかった。とにかく膝が冷たくて。正直早く終わらないかなぁって心の中で叫んでました」と過酷な環境でのエピソードを明かす。

そして、避難所のご意見番的存在・長嶋椿役の銀粉蝶は「千葉監督に声をかけていただいたことがうれしかったですね。ほんとうに久しぶりで、元気な姿での再会ができて幸いでした。ドラマの世界は近未来の設定ですが、この2021年を不安に生きているとこんなこともあるかも…と思えてしまいます。寒いのは絶対にいやだけど(笑)。椿はたくましいです。椿のサヴァイブ能力のカケラでいいから欲しいです! 台本は最後まで読んだら、この続きがとても気になりました。乞うご期待」と語っている。

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