4月の各賞受賞者が決定 バクストン、アクーニャJr.らが選出

日本時間5月4日、4月の各賞受賞者が発表された。月間最優秀選手はア・リーグがバイロン・バクストン(ツインズ)、ナ・リーグがロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、月間最優秀投手はゲリット・コール(ヤンキース)とジェイコブ・デグロム(メッツ)、月間最優秀新人はイェルミン・メルセデス(ホワイトソックス)とトレバー・ロジャース(マーリンズ)、月間最優秀救援投手はマット・バーンズ(レッドソックス)とマーク・マランソン(パドレス)が選出されている。

バクストンは18試合に出場して打率.426、8本塁打、14打点、3盗塁、OPS1.363の好成績をマークし、月間最優秀選手を初受賞。ツインズからの選出は2010年7月のデルモン・ヤング以来11年ぶりである。

アクーニャJr.は24試合に出場して打率.341、8本塁打、18打点、3盗塁、OPS1.148の大活躍を見せ、バクストン同様に月間最優秀選手を初受賞。昨年9月にフレディ・フリーマンが受賞しており、シーズンを跨いでブレーブスから2ヶ月連続の選出となった。

コールは6試合に先発して4勝1敗、防御率1.43、62奪三振という素晴らしいピッチングを披露。ア・リーグの月間最優秀投手は直近7度のうち4度、コールが受賞している。ヤンキースからの選出は2014年5月の田中将大以来7年ぶりである。

デグロムは5試合に先発して2勝2敗、防御率0.51、59奪三振をマーク。2度のサイ・ヤング賞を受賞しているデグロムだが、意外にも月間最優秀投手は今回が初受賞である。メッツからの選出は2013年4月のマット・ハービー以来8年ぶりとなった。

メルセデスは22試合に出場して打率.415、5本塁打、16打点、OPS1.113の大暴れ。ホワイトソックスは昨年8月にルイス・ロバートが月間最優秀新人に選ばれており、2年連続でシーズン最初の月に月間最優秀新人を輩出したことになった。

ロジャースは5試合に先発して3勝1敗、防御率1.29、38奪三振を記録。マーリンズからの選出は2015年9月のジャスティン・ボーア以来だが、投手に限ると2013年8月のホゼ・フェルナンデス以来8年ぶりである。

バーンズは13試合に登板して1勝0敗6セーブ、防御率2.57、25奪三振を記録。月間25奪三振以上かつ被安打5以下、与四球3以下はメジャー史上7人目の快挙だった。

マランソンは12試合に登板して0勝0敗9セーブ、防御率0.69、14奪三振をマーク。バーンズに比べると奪三振は少ないものの、被安打4、与四球1とほとんど走者を出さず、被打率.095、被出塁率.116という素晴らしい成績を残した。

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