東京五輪柔道女子78キロ級代表の浜田尚里(30=自衛隊)が得意の寝技にさらなる磨きをかけている。
柔道日本女子の強化合宿に参加中の浜田は4日にオンラインで取材に対応。本番に向けて「今まで出た大会の課題を克服できるようにしっかり準備して金メダルを取れるように頑張りたい」と改めて意気みを語った。今合宿では、新型コロナウイルス禍で限られた相手としかできていなかった状況から解放されて「いろんなタイプの相手と練習できている」と充実の表情を浮かべた。
現在、立ち技での組み手の改善と寝技の課題とも向き合う。「立って逃げられることが多い。チャンスのときに逃がすことのないように練習をしている」。現段階の完成度は「70点くらい」だというが、本番までどこまで100点に近づけるかが重要なポイントになりそうだ。