広島・床田7回1失点も5戦勝ちなし 〝自援護〟犠飛で黒星は回避

5回、同点の左犠飛を放った床田

また勝ちをつかめなかった。広島の床田寛樹投手(26)が4日の巨人戦(マツダ)に先発し、7回8安打されながらも1失点の好投を見せた。ただ、打線の援護がなく、3月31日の阪神戦で今季初勝利を挙げて以降、5戦で勝ちがない。

立ち上がりから毎回のように走者を抱えた。それでも粘って3回まで無得点。4回一死でウィーラー、若林、炭谷の3連打で1点を失った。しかし、0―1の5回一死三塁と打席が回ると左翼へ犠飛で〝自援護〟して自らの負けを消した。

それでも床田は「調子自体は良くなかった。変化球も抜けてましたし、野手に助けてもらった」と反省しきり。今後に向けても「連続していい投球をしないと意味がないので。次の登板がすごく大事になるので何とか粘り強く投げたい」と話した。

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