◆川崎3-2名古屋
ホームでの負けられない首位攻防第2ラウンドで、日本代表DF山根の一発が試合の流れを確かなものにした。
1─0の後半5分に中央へボールを運ぶと、そのままゴール前へ進入。左から仕掛けた三笘の折り返しを近いサイドで完璧に合わせ、「サッカーをやる以上は得点を狙っている。3列目から(ゴール前に)入れば、なかなかマークにつかれないので狙っていた」としてやったりだ。
チームで唯一リーグ戦フル出場を続けるタフな27歳。3月には念願の代表入りを果たし、伝統の日韓戦で初得点も決めて脚光を浴びた。
「(代表に)継続して入るには結果を残せないといけないし、Jリーグで目立つ存在じゃないといけない。毎試合がアピールの場としていいプレーをすることを心掛けている」。意識の高さが好結果につながっている。