アンジャ渡部建 遠のく復帰…妻と相方の「見捨てない」宣言が逆効果

天を仰ぐ渡部

昨年6月に〝多目的トイレ不倫〟が報じられ、芸能活動を自粛しているお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建は、過去2度にわたって日本テレビ系の番組での復帰が報じられたが、いずれも不発に終わっている。

渡部は昨年11月、大みそか放送の日テレ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!」にサプライズ出演すると報じられた。これを受ける形で12月3日に謝罪会見を行ったが、これが〝フルボッコ〟と言われるほどの公開処刑状態になり、完全に失敗。結局、「ガキの使い」への出演も見送られてしまった。

さらに今年に入ってからは、同じく日テレ系のバラエティー番組「行列のできる法律相談所」のゴールデンウイーク特番で復帰すると報じられたが、日テレは3月22日に行った定例社長会見で、編成担当の取締役が完全否定した。

「『行列』の総合演出を担当するのは、『ガキの使い』と同じ人物。なんとか渡部を復帰させたいと画策しているが、スポンサーの反対は予想以上だったようだ」(テレビ局関係者)

スポンサーが反対するのは、女性からの反感があまりにも強いためだ。

「やっぱり渡部のやったことはイメージが悪すぎる。多目的トイレで性行為に及んだうえ、相手の女性には1回1万円を渡すという、あまりにも失礼な態度。特に女性が嫌悪感を持つのは当たり前だし、スポンサーとしても反対するのは当然のこと」(同)

そんな渡部にとって、いまだに味方に付いてくれているのは、妻の佐々木希と相方の児嶋一哉だ。佐々木は離婚しないと決意したとされ、児嶋もテレビで「僕から解散する気はない」と話すなど、強い決意を固めている。

妻と相方が「見捨てない」と宣言していることを美談として報じるメディアもあるが、「そのせいで逆に渡部の復帰が遠のく可能性もある」と指摘するには大手広告代理店関係者だ。

「実は児嶋さんも佐々木さんも仕事面は絶好調なんですよ。むしろ児嶋さんなんて、事務所の後輩・吉住と通販サイト『一番くじONLINE』のCMに出演するなど、相方が休養してから仕事が増えてきた。佐々木さんも多くのCMに出ている。2人を起用する企業はイメージを気にして『渡部のことはあまり話さないでほしい』と考えているはず」

佐々木と児嶋の仕事が順調になればなるほど、渡部の復帰は遠のくかもしれない?

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