見た目は30歳、実年齢は89歳の芳根京子 5歳の愛娘との日常 「Arc アーク」場面写真公開

6月25日に劇場公開される、芳根京子主演の映画「Arc アーク」から、新たな場面写真が公開された。

公開された場面写真は、不老不死が現実となった世界で、見た目は30歳のままだが実際は89歳のリナ(芳根京子)と、彼女の5歳に成長した娘・ハル(鈴木咲)との日常を切り取ったもの。リナの最愛の人でもある天才科学者の天音(岡田将生)が開発した<ストップエイジング>による不老不死の技術によって、永遠の若さを手にしたリナは、84歳にして天音との子どもの出産を決意する。リナがベッドに横たわり愛情あふれるまなざしでハルの健やかな成長を喜び包み込むように見つめるシーンや、母娘で手をつないで海岸沿いを散歩しているシーンなどが切り取られている。

ハルを演じる鈴木咲は、綾瀬はるかと共演したユニクロのテレビCMで話題となり、テレビドラマ「君と世界が終わる日に」のさくら役や、5月公開の映画「いのちの停車場」の吉永小百合の幼少期役で出演する活躍を見せている。共演した芳根は、「のびのびとしているハルを見ていると、私もこれでいいんだと思えました。ハルがいてくれて母親になったリナを演じ切ることができました!」と、鈴木咲の姿が役作りのヒントを与えてくれたことを明かしている。

「Arc アーク」は、SF作家ケン・リュウの短編小説「円弧」を映画化した作品。近未来を舞台に、遺体を生きた姿のまま保存する施術(プラスティネーション)を仕事とするリナ。師エマの弟・天音が完成させた技術によって、リナは人類初となる「不老不死」の女性となり、30歳の姿のままで永遠の人生を生きていくことになる。芳根京子が主人公のリナを演じるほか、リナの師であるエマ役を寺島しのぶが、エマの弟で不老不死を実現する天才科学者である天音役を岡田将生が演じる。倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫のベテランが脇を固める。監督は、「蜜蜂と遠雷」などの石川慶が務める。

【作品情報】
Arc アーク
2021年6月25日(金)全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2021映画『Arc』製作委員会

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