天も味方!? 巨人・炭谷の平凡な飛球が〝まさかの〟適時打に

タイムリー二塁打を放つ炭谷

巨人・炭谷銀仁朗捕手(33)が5日の広島戦(マツダ)でラッキーな適時打を放った。

4回に中島の犠飛で1点を先制したものの、追加点を挙げられないまま1―0のこう着状態が続いた7回二死一塁。先発マスクをかぶっていた炭谷は広島2番手・中田の初球のカーブを叩き、平凡な飛球を中堅へ打ち上げた。炭谷本人も打った瞬間にガクッと肩を落としたが、やはり何が起こるか分からない。

相手中堅手の羽月が打球を見失ってポトリ。二死だったこともあり、一塁走者の丸が一気に生還し、貴重な2点目をもぎ取った。

この日、試合前は降雨に見舞われたが、時間とともに天候は回復。中盤からは青空がのぞき、グラウンドには日差しが照りつけていた。カープのホームグラウンドではあるが、巨人に思わぬ形で追加点が転がり込んだ。

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