県内縦断桜紀行:長谷堂城跡、嶽原のオオヤマ桜、日向洞窟、ほたるの里郷土資料館ほか

By 武田編集長@CLIP山形

1か所1記事にするにはキツすぎるので、いろいろ訪れたスポットをまとめてみる。

長谷堂城跡(山形市)

こちらには彼岸花を観に訪れる人が、インスタ時代になって急に増えているようだ。

長谷堂城跡の彼岸花

北東部にある長谷堂城跡公園にもシダレザクラが咲いていて、駐車場もあるので丁度いい。

小さな山にのぼってみると桜がちらほら。

基本情報

名称:長谷堂城跡(はせどうじょうあと)
見頃:4月中旬~下旬
規模感:☆☆中
料金:無料
駐車場:あり
トイレ:あり
アクセス:山形駅から車で約15分
所在地:山形県山形市長谷堂994−2(公園)

嶽原のオオヤマ桜(山形市)

山辺町と紹介される機会も多い「嶽原のオオヤマ桜」だけど、厳密には山形市のようだ。「県民の森」内にあり、県民の森の中心が山辺町だからそうなるのかもしれない。

実際、この場所は山辺と山形の境にあり、大平つりぼりのある沼あたりから南に少しだけ進んだ所にある。

嶽原(たけはら)というのは山辺町の地域名なので、山辺町と紹介すべきか迷った。どうでもいいけど。

若干散り始めていたけど、紅色が強く樹勢がある。

近くには水芭蕉と雪椿の群生地があり、開花時期が重なるのでついでに寄ってみよう。

この日は雪椿はイマイチで、さらには4月も終わるのに雪が降ってきたので帰ります。

基本情報

名称:嶽原のオオヤマザクラ(たけはらのおおやまざくら)
見頃:4月下旬~5月上旬
規模感:☆小
料金:無料
駐車場:なし
トイレ:なし
アクセス:羽前山辺駅から車で約30分
所在地:山形県山形市門伝3583−1

日向洞窟(高畠町)

縄文以前から人が住んでいたとされる洞窟遺跡にシダレザクラが咲いている。昔はもっと咲いていたらしい。

今でも誰か住んでいたら面白いのにと思ったけど。

2020年、日向洞窟の近くで堅穴住居跡が発見された。約1万3800年前(縄文時代草創期)のものとみられる。

高畠って・・・洞窟や遺跡が近距離にたくさんある珍しい地域だった。

近くに湯沼温泉があるので、ついでに寄りたい。

湯沼温泉

基本情報

名称:日向洞窟(ひなたどうくつ)
見頃:4月中旬~下旬
規模感:☆小
料金:無料
駐車場:それっぽいスペースあり
トイレ:なし
アクセス:高畠駅から車で約10分
所在地:山形県東置賜郡高畠町

ほたるの里郷土資料館(尾花沢市)

尾花沢市牛房野(ごぼうの)にある、ほたるの里郷土資料館(旧牛房野学校)付近に桜が咲く。人っ気がなく、ひっそりとしていて、4月下旬なのに残雪が多い。

遊歩道が整備され、沿うように桜が並んでいる。

夏はこの周辺で広範囲にホタルが発生するので、訪れてみては?

牛房野地区ほたるの里

詳細情報

名称:ほたるの里郷土資料館(ほたるのさときょうどしりょうかん)
見頃:4月下旬~5月上旬
規模感:☆☆中
料金:無料
駐車場:それっぽいスペースあり
トイレ:なし(資料館内にあるのかもしれないが・・・)
アクセス:大石田駅から車で十数分
所在地:山形県尾花沢市牛房野635

愛宕山(最上町)

最上方面では知られた桜スポットだったけど、タイミングが合わず満開時に訪れる事は出来なかった。

県内では4月下旬~5月上旬頃がピークで、最も遅いタイミングになる。

階段があって山に入ることもできるけど、こうやって外から眺めるのが一番綺麗かもしれない。

ツツジ、アジサイ、ハギ、リンドウなど四季折々の花が楽しめるが、まずは冬が終わった一発目に200本のソメイヨシノのほかカスミザクラ、八重桜、紅山桜、冬桜を合わせて600本ほど咲き乱れる。満開になる時期に合わせて桜まつりが開催され、ライトアップが実施されると幻想的な雰囲気が楽しめる。

愛宕神社の境内には、樹齢約150年とされるキタゴヨウの巨木もある。キダタロウではない。

詳細情報

名称:愛宕山(あたごやま)
見頃:4月下旬~5月上旬
規模感:☆☆中
料金:無料
駐車場:あり
トイレ:なし
アクセス:最上駅から徒歩5分
所在地:山形県最上郡最上町向町1516

瀬見温泉(最上町)

メインストリート「瀬見温泉義経通り」に咲く50本の八重桜は、やや遅めの4月下旬からの開花となる。

道路沿いに駐車スペースやトイレもあり、隣に流れる小国川(成合淵)のせせらぎが聞こえる。

そろそろ釣り人で賑わうようになり、温泉街も活気づく時期になるかもしれない。

さて、温泉入って帰ろう。

瀬見温泉共同浴場 せみの湯

基本情報

名称:瀬見温泉(せみおんせん)
見頃:4月下旬~5月上旬
規模感:☆☆中
料金:無料
駐車場:あり
トイレ:あり
アクセス:瀬見温泉駅から徒歩5分強
所在地:山形県最上郡最上町大堀

沼の台の一本桜(大蔵村)

はたしてココでいいんだろうか、という疑問は残りつつ大蔵村にやってきた。

ふるさと味来館に向かう途中の道路から見ることができる、丘の上のシダレザクラ。と聞いてやってきたけど、なんとかギリギリ咲いている様子に見えるのは気のせいだろうか。

基本情報

名称:沼の台の一本桜(ぬまのだいのいっぽんんざくら)
見頃:4月下旬~5月上旬
規模感:☆小
料金:無料
駐車場:なし
トイレ:なし
アクセス:新庄駅から約30分
所在地:山形県最上郡大蔵村南山沼の台

おわりに

あー疲れた

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