香港、5/5の新型コロナ新規感染確認は6人…市中で変異株ウイルスの二重感染例も

©大航海時代新聞出版社有限公司

香港のイメージ=香港島・中環にて本紙撮影

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、5月5日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から2人増の6人とのこと。内訳は輸入性(海外からの入境者)が3人、市中感染が3人。

 市中感染の3人は、4月30日に感染経路不明の市中感染(変異株ウイルス「N501Y」と「E484K」の二重感染)が確認されたフィリピン人ホームヘルパー(39)の雇い主でランタオ島の東涌地区に住む男性(36)、香港島クオリーベイ地区にあるホストファミリー宅で働くフィリピン人ホームヘルパーの女性(46)=感染経路不明、この女性と友人関係にあり香港島薄扶林地区にあるホストファミリー宅で働くフィリピン人ホームヘルパーの女性(38)。このうちホームヘルパーの2人は変異株ウイルス「N501Y」と「E484K」の二重感染だった。クオリーベイ地区で働く女性については4月18日にビオンテック製のmRNAワクチンの第1回目の接種を受けていたとのこと。

 輸入性の3人はいずれもネパールからの入境者で、隔離検疫期間中。検疫開始から7日目に採取したサンプルで感染確認されたもので、変異株ウイルスではないという。

 香港では、4月30日に市中で感染経路不明の変異株ウイルス感染が初確認されたことを受け、患者の立ち寄り先に滞在した人及び香港でホームヘルパーとして働く約37万人の外国人が強制ウイルス検査の対象となり、香港各所に開設された検査ステーションが進められている。5日に市中感染確認されたフィリピン人ホームヘルパー2人もこの検査がきっかけだった。

 このほか、翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)については5人以下とのこと。

 香港における過去14日間累計の新規感染確認は87人で、その約17%を占める市中感染20人(未分類含む)のうち感染経路不明は5人。ここまでの累計感染確認数は1万1797人。