広島6連敗 佐々岡監督「打てなかったから勝てない」

巨人戦で河田ヘッド(左)とともに戦況を見つめる佐々岡監督

コイの季節が来たはずなのに…。広島が5日の巨人戦(マツダ)に0―4で今季5度目の完封負け。4月28日のDeNA戦から引き分けを挟んで6連敗。借金は5にまで膨らんだ。投打がかみ合わなかった。先発の高橋昂は6回1失点の好投。

ただ、不振が続く打撃陣がこの日も機能しなかった。巨人先発のサンチェスには6安打しながらも得点には結びつかなかった。その後、小刻みに継投してきた巨人4投手からわずか1安打しか奪えず、4回以降は三塁すら踏めなかった。

佐々岡監督は「もう打線や。打線がね、この3試合打てなかったから勝てない。つながりもない」と話した。9連戦を締めくくる3試合は地元・マツダスタジアムでの試合だった。

指揮官は「たくさん地元で来てもらって、こういうゲームをしていたらダメだし、今日はこどもの日で子どもも来ているのに申し訳ない試合で…」と珍しく語気を強めていた。

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