自慢のみそ・しょうゆで新商品 ポン酢とドレッシング開発 亘理の永田醸造

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ポン酢とノンオイルドレッシング

 1675(延宝3)年に創業したと伝わる宮城県亘理町上町のみそしょうゆ会社「永田醸造」がポン酢とノンオイルドレッシングを開発した。新型コロナウイルスの感染拡大で増える巣ごもり需要を狙い、食卓で使いやすい商品をそろえた。
 ポン酢は甘みがあり肉料理に合うグレープフルーツ風味(450ミリリットル、税込み486円)と、魚料理やサラダを想定したさっぱりしたレモン風味(同)の2種類。2月に商品化した。
 ノンオイルドレッシングは昨年5月に開発した「ごまみそ」「梅かつお」「ゆずトマト」の3種類(220グラム、税込み389円)。
 11代目の永田洋社長(52)は「加工品は後発組なので、他社の商品となるべくかぶらないように工夫した」と語る。ポン酢は人気のユズを使わないことを前提に果物を選んだ。「ゆずトマト」は冷製パスタに使うのがお勧めという。
 本業のみそしょうゆは昨年の学校休校や緊急事態宣言で学校給食や居酒屋など取引先の需要が減り、売り上げは2割減。一方、健康志向の高まりで発酵食品が注目され、みそやしょうゆをベースに新商品を作ることにした。
 加工品は10年前に商品化したガーリックバターしょうゆをはじめ、計14種類になった。永田社長は「みそしょうゆに頼っているだけでは淘汰(とうた)されかねない。特色ある商品を出して差別化を図りたい」と語る。
 鳥の海ふれあい市場(亘理町)、道の駅かくだ(角田市)、フーズガーデン玉浦食彩館(岩沼市)などで販売されている。

新商品のポン酢をPRする永田社長