常磐大学総合政策学部、学生たちが小学校でSDGsを広める活動開始

常磐大学は2019年9月「国連アカデミック・インパクト」に加盟し、世界各国の高等教育機関や国際機関などと連携しながら、国際社会が直面する諸問題の解決を目指して全学的に取り組んでいる。特にSDGs(持続可能な開発目標)に関わる活動を“トキワde SDGs”と名付け、2020年度秋セメスターからは、プロジェクト科目を開講。また、総合政策学部経営学科の学生4名が「ときわこども新聞」を制作し、地域の小学校へSDGsを広める活動を始めた。

2020年度秋セメスター開講のプロジェクト科目Cでは、「身近な日常から始めるSDGs」と題して総合政策学部の旦まゆみ教授、人間科学部の小関一也准教授、Kevin M. McManus助教のもと、SDGsとは何かを学び、身近な日常から学生たちが行動を変容させ、キャンパスの中へ広げる活動を始めた。

この科目ではSDGsの知識を広め、リーフレットを作成して行動を喚起させ、インスタグラムで発信し参加を促すことを目標に活動している。「ときわこども新聞」発行もその一環で、旦まゆみ教授のゼミナールの学生4名がSDGsを紹介する内容を制作。2021年5月に新聞第1号を近隣の常磐小学校、見川小学校、梅が丘小学校の4年生から6年生の児童に配布する。

第1号にはSDGsについての説明のほか、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」を特集。スポーツメーカー「ミズノ」が、体育の授業に問題を抱えるベトナムの小学校で実施している子供向けの運動遊びプログラム「ミズノへキサスロン」を紹介している。

今後、「ときわこども新聞」は、SDGsを児童や保護者に興味を持ってもらえるよう、テーマを変えながら制作し、年3回(5月・9月・1月)配布する予定。

参考:【常磐大学】「ときわこども新聞」で地域の小学校へSDGsを広める活動が始まりました

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