【WWE】次から次へと…NXT王者カリオン・クロスへの挑戦に6人が名乗り 大乱闘に発展!

ベイラーは王者カリオン・クロス(右)にパンチを見舞い、大乱闘となった-(2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

配信されたWWE・NXT大会で、NXT王者カリオン・クロス(36)をめぐって挑戦者候補が続出。前王者で元新日本プロレスのフィン・ベイラー(39=プリンス・デヴィット)も王座挑戦を表明して、大乱闘に発展した。

第3試合後、美女マネジャーのスカーレット(29)を伴いリングインした王者は「誰の挑戦でも受けようじゃないか。誰でも出てこい。その前に来週はオースチン・セオリーに制裁を加える」と宣言した。

ここでジ・アンディスピューテッド・エラの元盟友アダム・コール(31)との遺恨を精算してトップコンテンダーの位置につけているカイル・オライリー(34)が登場。「俺が望むのはお前とのNXT王座戦。それ以外に何もない」と王者の胸を突っついて挑戦を表明した。するとピート・ダン(27)も現れ「誰がNXTで一番かを証明する」と宣戦布告を放った。

波乱は続いた。ダンに続いて〝真打ち〟とも言えるベイラーが登場。4月8日「NXTテイクオーバー:スタンド&デリバー」で王座を奪われたベイラーは、いきり立った表情で「お前からベルトを奪い返す」と言うや、王者にパンチを一撃。続けてジョン・ウーを浴びせると、4人を交えた大乱闘となってしまう。セキュリティー5人に制止されたベイラーは強引にバックステージに戻された。

すると今度は背後からNXT北米王者ジョニー・ガルガノ(33)とセオリーが乱入。ベルトで王者を殴打して大の字にさせてしまった。実にこの日、王者にケンカを吹っ掛けたのは6人。まずは来週配信大会で王者とセオリーが対戦するが、ベイラーを筆頭に挑戦権争奪戦は一気に混とんとしてきた。

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