クリロナ一家を英紙が特集 パートナーの知られざる家族の〝秘密〟も

ロナウド(右)とロドリゲスさん(ロイター)

イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)は、プロキャリアをスタートさせたポルトガル1部スポルティングで現役を締めくくりたいとされている。地元愛が強いスーパースターは、どんな家族に囲まれてきたのか。英紙「サン」が、かの有名なパートナーの家族も含めて特集している。

ロナウドは、父親のホセ・ディニス氏を世界的スーパースターになる前の20歳のときになくしており、そのときの心の傷は癒えていないという。その父は植民地戦争の参加をきっかけにアルコール依存症になり、死因は肝不全だった。母親のドロレス・アベイロさんは、一家のまとめ役であるロナウドの最大のサポーターという存在。定期的に息子の功績を祝う様子をSNSしている。昨年3月に脳卒中で倒れて入院したときには、ロナウドも駆けつけていた。

兄ウーゴ氏は父親と同じくアルコール依存傾向があり、ドラッグにも手を染めていたが、ロナウドから治療費を出してもらうなど回復の支援を受けた。さらにロナウド博物館の館長を任されるなど、多大な支援を受けている。また姉エルマさんは一家のファショッンリーダーで、妹のカティアさんは歌手だという。その妹は昨年10月にロナウドが新型コロナウイルスに感染したときにSNSで「コロナウイルスパンデミックは最大の詐欺」と主張して世間を騒がせた。

パートナーのジョルジーナ・ロドリゲスさんはもはやロナウドにヒケを取らない有名人だが、彼女の父親・ホルヘ氏が麻薬密売人だったことはあまり知られていない。2003年にスペインからフランスに10万ポンド(約1500万円)のコカイン密輸計画を首謀して失敗。11年の刑を宣告され、5年後に釈放されたが、再び密輸に手を染めて2年の刑を言い渡され、13年に釈放。同氏は19年に闘病生活の末、70歳で亡くなったという。

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